薬剤科井上病院

薬剤科の概要

井上病院の薬剤科には薬剤師10名と助手1名が勤務しています。
病棟薬剤業務実施加算1、薬剤管理指導料、無菌製剤処理加算、後発医薬品使用体制加算を算定。
病棟業務・調剤室業務はローテーション制で行っています。

2018年度より医療安全対策加算1、感染防止対策加算1を取得し、薬剤師もメンバーの一員として積極的に取り組んでいます。また、感染防止対策委員会・NST委員会・褥瘡委員会・治験審査委員会・クリニカルパス委員会,労働安全委員会など多くの委員会にも関わっています。

主な業務

入院業務

当院では平成7年より病棟薬剤業務を行っており、医師・看護師と連携し、すべての入院患者さんの持参薬預かりから入院中の処方支援、退院時の服薬指導まで、薬物治療に深くかかわっています。 入院中の検査データの確認、処方オーダの受付前監査、注射剤の監査を行うことで、タイムリーに患者情報を把握し、服薬指導を行っています。

入院業務

調剤業務(内服薬・外用薬)

電子カルテに入力された入院処方オーダーは病棟担当薬剤師が事前監査した後、調剤支援システムに取り込み調剤を行っています。
定期処方は、患者さんに合わせて一包化や配薬カートセットを行っています。
リウマチ外来患者の生物学的製剤は、投与間隔・検査値から副作用チェックを行い、薬剤科にて薬歴管理を行っています。

調剤業務(内服薬・外用薬)

注射薬業務

電子カルテに入力された入院注射オーダを、調剤支援システムに取り込み、用法・用量、投与時間・ルートなどの確認、腎機能に応じた投与量などを チェックしながら入院患者さんごとに注射薬調剤を行っています。
抗MRSA薬や広域抗菌薬などは処方開始時に培養検体採取の結果またはオーダの有無の確認を行い、感染担当薬剤師と連携し、TDM対象薬剤の場合はデータ収集・解析を行い、医師にフィードバックしています。

注射薬業務

混注業務

入院患者さんの栄養点滴は、クリーンベンチで当日調製を行っており、投与カロリー・電解質バランスなどを確認しNST担当薬剤師とも連携しています。

薬品管理業務

薬品の発注・検収、在庫管理・品質管理(使用期限等)・特定生物由来製剤(血液製剤)の管理を行っています。

外来業務

お薬手帳の運用を始め、入院・外来・調剤薬局との連携、安全な服薬管理をめざしています。
リウマチの生物製剤・JAK阻害剤(経口剤)については、投薬歴をファイル管理し薬剤適正使用につなげています。

薬剤科の取り組み

医薬品情報管理室

医薬品安全性情報や、副作用情報の提供など薬に関する情報を収集・整理し、院内イントラネットにて情報提供を行っています。
電子カルテ・薬剤システムに関するマスタのメンテナンス作業も行っています。

チーム医療への参加

腎臓病・糖尿病・栄養サポートチーム・感染対策などの各担当薬剤師を中心として、病棟担当薬剤師と連携し、より質の高い医療をめざしています。

治験

詳しくは治験・臨床研究をご覧ください。

多職種連携の取り組み

CKDカンファレンスや内科・整形外科カンファレンスにも積極的に参加し、多職種と連携することで、糖尿病透析予防やCKD保存期の栄養指導のを目指しています。

人材育成

糖尿病療養指導士・栄養サポートチーム専門療養士・感染制御認定薬剤師・腎臓病認定薬剤師などの認定をめざし、学会発表も積極的に行っています。 2015年度より薬学部学生の実務実習の受け入れを始め、薬剤師育成の支援も行っています。

院内では、「業務改善」の取り組み、グループ内では、「合同薬剤師研修会」など、医療技術者としても人間としても成長できる職場環境を提供いたします。

資格・認定・認定薬剤師

腎臓病薬物療法認定薬剤師 1名
NST専門療法士 1名
腎臓病療養指導士 2名
糖尿病療養指導士 1名
リウマチ登録薬剤師 1名
スポーツファーマシスト薬剤師 1名
自宅で安心、手軽に透析治療 腹膜透析からの透析導入を推進する「PDファースト」 夜間の睡眠を有効利用「オーバーナイト透析」 腎機能の悪化・合併症を防ぐ井上病院「糖尿病内科」「腎臓内科」 井上病院の手術 家族の負担を軽減!介護負担の軽減や急用時などにご利用いただける、一時的な入院受け入れ「レスパイト入院」 井上病院の公式YouTubeチャンネルはこちら 新規事業開始に伴い、スタッフを募集しています! 地震・台風などの緊急時にはこちらをご覧ください。
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