総合内科の概要
総合内科では患者さんが「元気に自立して生きること」や、「最も大切にしていること」を一緒に考える診療を行なっています。外来から入院診療まで、特に幅広く高齢患者さんの診療に力を入れていきます。
超高齢社会を迎え、複数の持病を抱えた高齢患者さんが増えています。各専門領域では医療が日進月歩の勢いで進化し、新しい知見の構築も加速し、診療の指針が目まぐるしく更新されています。このように、専門科の先生の縦への成長が続く一方で、複数の持病がある患者さんをどの医師が診療するかという問題が出てきました。それぞれの病気、専門科の先生の診療を横に紡ぐのが井上病院の総合内科です。
また、井上病院総合内科では診療看護師(NP)を雇用しています。NPは5年以上の看護経験を持ち、大学院修士課程を修了し、資格認定試験に合格した、診療と看護に従事する看護師です。NPは治療に関する医師のCure(キュア)の視点と、病に悩む患者さんが生活に戻るためにどうしたら良いかという看護師のCare(ケア)の視点を持っています。特に高齢患者さんの診療では上記の両視点が大切であり、医師・NPでチーム診療を行なっていきます。
医師紹介
濵田 治 [部長]
田崎 雄大 [医員]
鴻池 陵 [診療看護師]
対象疾患・治療について
対象疾患
•多種多様な内科疾患に対応をしています
•高齢患者さんの内科疾患だけでなく、 老年症候群(※)と呼ばれる高齢患者さん特有の症状も専門的
に対応しています
※老年症候群でよくみられる症状・相談
✔からだがだるい
✔食欲が減ってきた
✔食べ物が飲み込みにくくなった
✔急に体重が減ってきた
✔微熱が続く
✔物忘れが多くて不安
✔最近よく転ぶようになった
✔薬が多くて飲むのがつらい
✔療養や介護について相談したい
✔人生会議「もしものとき」について相談したい
高齢患者さんの診断や治療には、様々なリスクや状態を考慮した包括的な対応が重要となります。患者さん・ご家族の不安や悩みを一緒に考えていきます。病状が専門的な診断・治療を必要とする場合は専門科へご紹介します。
内科全般、誤嚥性肺炎・尿路感染症・蜂窩織炎などの感染症、脊椎圧迫骨折や大腿骨近位部骨折など骨折患者さんの整形外科との協同診療などを行います。
総合内科からのおしらせ
現在、お知らせはございません。