整形外科の概要
整形外科では患者さんに明るく笑顔で、元気になっていただけるよう診療を行っています。
当院の整形外科診療は保存的治療(薬や関節注射・ブロック注射(神経根ブロック注射は除く)による治療)と手術治療の双方に力を入れております。
整形外科診療ではMRI検査は診断の根拠となることが多く、当院ではMRI検査を迅速に行える体制をとっております。これにより、早く的確な診断を行い、すみやかに適切な治療を開始することが可能になっています。
また、骨粗しょう症、ロコモティブシンドローム(膝関節・脊椎疾患)などの整形外科疾患への患者さんの理解を深めていただけるよう市民公開講座などの活動も積極的におこなっています。
医師紹介
佐藤 宗彦 [副院長]
■ 資格
日本整形外科学会専門医
日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
日本整形外科学会認定リウマチ医
日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
資格・認定
関連学会施設認定
日本整形外科学会認定医制度による研修施設(H2.11.6)
対象疾患・治療について
対象疾患
当科では治療に関しては、保存的治療(薬や関節注射。ブロック注射による治療)、手術治療の双方に力を入れております。診断の根拠となる検査に関しては、MRI検査をあまりお待たせすることなく迅速に行い、より早く適切な診断ができるという利点がございます。
特に以下の疾患の診断治療には自信を持っております。
▼ Ⅰ. 変形性関節症(膝・股関節)
膝・股関節に痛みなどの症状を持っておられる方は非常に多く、当院に来院される患者さんも数多くいらっしゃいます。個人個人の病状・希望に合わせ、その方に最適な医療(薬や関節注射、必要な場合は人工関節手術)を提供するように心がけております。
▼ Ⅱ. 脊椎疾患(頸椎・腰椎)
手や足がしびれる、手が使いにくい、歩きにくいという症状で、受診される方が数多くいらっしゃいます。MRIなどを用い、迅速かつ正確に診断することにより、早期診断早期治療が可能となっております。特に頸椎で神経が圧迫されている場合は早期に手術が必要な場合もあり、注意が必要です。
脊椎圧迫骨折に対して、経皮的椎体形成術(BKP:Balloon Kyphoplasty)を行っています。
▼ Ⅲ. 外傷・骨折
手や足がしびれる、手が使いにくい、歩きにくいという症状は脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアなどの脊椎疾患が原因である場合が多いです。そのような症状で受診された患者さんにはMRIなどの検査をすみやかに行い、迅速かつ正確に診断し、早期治療を心がけています。特に頸椎病変で神経が圧迫されている場合には早期に手術が必要な場合もあり、注意が必要です。
手や足がしびれる、手が使いにくい、歩きにくいなどの症状がございましたら、お気軽に当科を受診ください。
▼ Ⅳ. 骨粗しょう症
最近効果的な薬が数多く使用できるようになっております。それらの効果・副作用をしっかりと把握して、その方に最適な治療を提供しております。当院は骨粗しょう症治療に精通しており、骨粗しょう症による骨折を予防することにより、一日でも長く健康寿命を延ばし、自立した生活が送れるようにサポートしております。学術的にも、医師向けの講演会でも、数多くの講演を行っております。
検査
血液検査、尿検査、レントゲンなどの検査を適宜行っています。
手術治療
当院では大阪大学・高槻病院などと連携し、その分野のスペシャリストの先生を含めたチームで手術を行っております。
▼ Ⅰ. 人工関節手術(膝関節・股関節)
筋肉を切らずに身体に負担の少ない手術を行っております。そのため術後の痛みも少なく、リハビリも早く進み、入院期間も短くて済みます。特に膝に関しては、日本人は内側だけが傷んでいる方が多いので、傷んでいる内側だけを置換する手術も積極的に行っております。
▼ Ⅱ. 変形性膝関節症専門外来(高槻病院 関節センター センター長 平中崇文医師)
月に1回木曜日(不定期)で、平中医師の専門外来を行っております。当院では、平中医師による手術も行っております。
受診の際は、06-6368-7441までお電話いただき、「整形外科 平中先生の受診希望」の旨、お伝えください。
《現役整形外科医が教える》膝が痛い時の治療法3選
《医師が解説》人工関節手術のメリット・デメリット
▼ Ⅲ. 脊椎手術(頸椎・腰椎)
脊椎の専門医によって、頸椎・腰椎の固定も含めた手術を行っております。
脊椎圧迫骨折に対して、経皮的椎体形成術(BKP:Balloon Kyphoplasty)を行っています。
▼ Ⅳ. 関節リウマチの手術
当院は関節リウマチの患者さんがとても多く、多くの方は非常に効果の高いお薬(生物学的製剤・JAK阻害剤)で改善しておられますが、必要な方には手術も行っております。
▼ Ⅴ. 骨折・外傷
最近は高齢の方の骨折が多く、様々な疾患を合併されている方も多いので、内科の医師を含めたチームで加療しております。また常勤の麻酔科医師が2名いるため、早期の手術が可能となっております。これらにより肺炎・認知機能障害などの合併症の軽減、骨折前の日常生活レベルへの回復がもたらされております。
▼ Ⅵ. 手の手術(手根管症候群・ばね指・透析合併症)
手根管症候群・ばね指などの手指の手術も多く、日帰り手術で行っております。
整形外科からのおしらせ
エムスリー㈱の取材を受けました
佐藤医師が「M3(エムスリー)(医師への最新医療情報提供の日本最大級の医療従事者専用サイト)」の取材を受け掲載されました。
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