手術治療
外科系(整形外科・血管外科・外科・泌尿器科・麻酔科)医師”One Team”で、
安全で快適な手術・麻酔を担当させて頂きます。
当院の主な手術
▼ 整形外科
当院で主に行っている手術
①人工関節手術(膝関節・股関節)
筋肉を切らずに身体に負担の少ない手術を行っております。そのため術後の痛みも少なく、リハビリも早く進み、入院期間も短くて済みます。
②脊椎手術(頸椎・腰椎)
③関節リウマチの手術
当院は関節リウマチの患者さんがとても多く、必要な方には手術も行っております。
④骨折・外傷
常勤の麻酔科医師が2名いるため、早期の手術が可能となっております。
⑤手の手術(手根管症候群・ばね指・透析合併症)
▼ 血管外科
特に当科では慢性下肢動脈閉塞症(PAD)の診療に力を入れており、診断から治療としての血管内治療・外科的血行再建はもちろんのこと、積極的に「フットケア」を行い、少しでも足を切断せずに済むように配慮しています。
また、全国的にも学会発表・講演等で、診療内容に関する成果を発表しており、他院からのご紹介も多く受け入れています。
▼ 外科
腎臓の働きを「肩代わり」する治療として血液透析では体内の約200ml/分という大量の血液を濾過するため“バスキュラーアクセス”という透析用の血液つくることが必要になります。バスキュラーアクセスには、ご自身の血管や人工血管を使用した内シャントやグラフト移植、動脈表在化、カテーテル留置によるものがあり全身状態に合わせて手術方法を決定します。
他の方法として腹膜透析があります。腹膜はおなかの内臓を包んでいる膜ですが腹腔内にチューブを留置する手術も行っています。
腹腔鏡下鼠径ヘルニア根治術、簡単な肛門疾患(ジオン硬化療法)なども行っています。
▼ 泌尿器科
泌尿器科の日々の診療は排尿に関するものが多くみられます。というのも、排尿機能の分野は泌尿器科で最も患者数が多く、尿路悪性腫瘍と並んで泌尿器科の中心となる分野です。
前立腺肥大症、過活動膀胱、神経因性膀胱などがあげられますが、症状は頻尿・夜間頻尿・排尿困難・残尿感・尿失禁・尿意切迫感・排尿時痛など様々です。これらの症状は高齢になれば誰しもが経験するところだと思いますが、経験のない若い世代は取るに足らない病気のように考えると思います。しかし高齢者の夜間頻尿が死亡率を増加させるというデータが発表されており、それによると夜間排尿回数が4回以上の群が1回の群と比較して死亡率が3.6倍になると言われています。排尿障害は日常生活で年齢、性別に関わらず遭遇すると思います。
何かお困りの際は、ご相談いただければと思います。
▼ 麻酔科
当院は手術対象の6割が透析患者、7割が重症患者であり、最もハイリスクな麻酔を日常的に経験しています。そのため麻酔方法は患者のストレスを最小限にし、術後回復を促進することが要求され、術後の疼痛対策、絶飲食時間や安静時間の短縮、早期離床を進めてきました。どうか安心して手術をお任せください。